仕事内容JOB CONTENT 各職種の仕事内容や先輩の声を紹介します。 大工 施工管理技士 設計士 大工 主に神社仏閣などの新築や修理を手がけます。 大工の分野にも色々あり、一般的に 宮大工:社寺仏閣を手がける 数寄屋大工:茶室に代表される数寄屋を手がける 家大工:一般家屋を手がける に分けられ、特に宮大工は技術、専門性の高さにおいて特殊です。宮大工の技術を実際の仕事を通じて身に付けていきます。 匠の技を、社寺仏閣はもちろんのこと、住宅などの一般建築、現代建築に活かせるような大工育成を目指しています。 宮大工の仕事の一番の魅力は 建てたものが地図に残ること 一般の大工とは違って、宮大工の建てたものは地図に残るんです。しかも後世に残る。 後世に残るものを建てるというだけで、気合の入り方が違いますし、完成したときの喜び・感動もひとしおです。 一棟一棟に名札があり(棟札)そこに名前を書けることも、宮大工をやっていて嬉しいことの一つです。 「良いものを造る」という気持ちで臨む 伝統の技を修得し、自らの手で木を部材へと変え、建物を造り上げることが一番の喜びです。お寺や住宅など建物は一人では建てられません。建てるまでの計画を練り、準備をし、皆の力を結集し、「良いものを造る」という気持ちで臨むことで、はじめて長く残る良い建物が出来ると思います。厳しい仕事ですが、皆で苦楽を分かち合い、力を合わせて建物を完成させた時の感動や達成感は、何にも代えがたい素晴らしさがあります。 施工管理技士 建築工事の施工計画、施工図面を作成し、現場での工程管理や品質管理を行います。 一般的な建設請負業では、全ての工種が外注工事のため、管理業務は人、物の手配作業が主となりますが、当社はそのような管理業務ではありません。 当社は自社の大工、社員で基礎工事、木材加工、建て方、造作までを行います。したがって当社の管理者は製作の現場により深く関わる事ができます。ものづくりに直接関わりたいという意欲、情熱をもった管理者を求めています。 一人前の棟梁になるのが最終目標 10年間大工として建築を学び、その後施工管理の資格を取得し、管理者として今年で10年目になりました。社寺建築の管理を行うには大工経験が大いに役に立ちます。木以外の管理についてもさらに勉強し、一人前の棟梁になるのが最終目標です。自分の建てた建物が後世に残り、使われて喜んでもらうことが一番の喜びです。 「良いものを造る」という気持ちで臨む もともとお寺や神社に魅力を感じており、木造を扱える施工管理者になりたいと考えていた時に御縁があったのが、亀山建設でした。入社してからは、実際現場で見て、上司や職人さんに聞いて、事務所で図面を描いて、覚えていく日々を送っています。ゆくゆくは資格もとり、現場や工場でサポートできるようになるのが目標です。 設計士 一般的な設計、工事監理だけでなく、企画、営業、積算をふくめた総合的な設計を行います。 伝統木造設計のエキスパートとして、伝統建築の様式美から仕口をはじめとする社寺建築特有のディテールまでを日々の業務を通して学んで行きます。一方で現代建築の設計、監理も行います。 また限界耐力計算などの専門性の高い構造計算も自社内で行っています。 お施主様に喜んでいただけることが一番 現代の寺院建築は、伝統木造建築物の木割りだけでなく、現代建築の要素や建築基準法など総合的な知識が必要です。また、設計・施工一体の環境であるため、実際の納まりを学び日々の業務に取り組んでいます。設計から完成まで携わった建物が、お施主様に喜んでいただけることが一番だと感じています。 実務的な意見を直接棟梁に聞けるので 効率よく研究ができる 入社したきっかけは、設計・施工一貫で行っていることを知り、そこに魅力を感じたことです。 自分たちが図面で書いてあるものをすぐに見に行ける環境は素晴らしいです。やはり図面で見るのと実物で見るのとでは全然違うんです。棟梁からも直接アドバイスをもらえるので、実に沿った研究ができ、毎日が充実しています!